2014年02月16日

2014年1月25日に横浜のちぐさで詠んだ詩のテキストです。


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去る1月25日に横浜野毛のJAZZ屋ちぐささんでの服部剛くんのイベントで詠んだ詩のテキストです。イベントも楽しかったしちぐささんもいい感じのお店でした。

因みに バックトラックはこれ(Max Roachの「we insist」)のM3でした

2014年

目を転じてこの国では、
日の色の円を白ペンキで塗りつぶした国旗をふりかざし
東の海の向こう側の50の星を持つ天狗にかしずき、
彼らが新月の砂漠に血の十字架を立てるのを喜んでお手伝いする。
自動車セールスマンと放射能マニアが牛耳るこの国
投票率は下がり、税金は上がり
顔面に精液をかけることが自由であると思い込まされ
目隠しをされたまま、ナイアガラをめざして川下りを今日も続けている。

未来を見失った人々は、かけずり回ることに疲れ、
この国の国旗同様、真っ白な旗を揚げ、声もあげずに自らの命を断つ。
人々は日々のパンと、
やってくるかもしれない氷河期のような老いの日々を怖れ
溺れている人に助けの手を差し伸べる余裕すらない。

自らの命を賭する覚悟も無い戦争カブレの腹の弱い男が
役人たちの担ぐ神輿に乗って花を撒くが、
いつの間にか灰に変わっている。
わかったような顔をしてる鼻高々ジジイほど手に負えないものはない。

24の瞳を輝かせていた少年少女たちが
間もなく晩年を迎えようとしている2014年。
24時間で一日という尺度は当時のままだが
水平線のその先に、あの頃のような輝きはまだあるのか?

黙示録(もくしろく)にあるように
24人の長老がひれふす前で鳴らされた
御使いの喇叭の音のように響き渡る地球のうめき声か?
風は吹き、水はあふれ、大地は揺れた
それは古きものがうごめく音か?
それとも古きものが倒れ行く音か?

これは詩ではない。これは詩の朗読でもない。
これは日々の怒りだ。
2014年1月25日…。


posted by ハギー at 00:03| Comment(0) | poetry
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