「"heroes"」やイギーの「the idiot」のジャケ写のポージングはエゴン・シーレからインスパイアされたと当時言ってたように記憶するが、ここではドイツの表現主義画家エリック・ヘッケルからのアイデアだと言ってる(アルバムを録音してたベルリンにはヘッケルの美術館もあるんだよね)。
ヘッケルと絵のスタイルの似たキルヒナーの画集を最近見ること多かったんで、なんとなくシンクロニシティを感じちゃった↓
http://rocqt.net/150615
上記より以下引用
●もう十代の頃からずっと、ドイツ表現主義 (20世紀初頭の芸術運動) のあの不安にかられるような感情表現に魅了されてた。画家にも映画作家にもだ。ブリュッケ (画家の一派)、マックス・ラインハルト (舞台演出家)、ブレヒト (劇作家)、映画の「Metropolis (メトロポリス)」や「Caligari (カリガリ博士)」、ベルリンは彼らの本拠地なんだ。雰囲気ではなく出来事で人生を写し出そうとする芸術で、それがまさに自分の進むべき方向だって感じてた。そして、1974年、クラフトワークの「Autobahn」がリリースされて、自分の関心の方向がヨーロッパに揺り戻されたんだ。自分がもっと追求しないといけないのは、この電子楽器の優位性だ、そう確信したんだよ。
「"Heroes"」のアルバム・ジャケットは、ヴァルター・グラマッテの自画像、エーリッヒ・ヘッケルの「Roquairol」、どちらから来ているのでしょうか (二人ともドイツ表現主義の画家)。2つの説があるようですが。それと、ヘッケルの絵画はイギーの「The Idiot」のアルバム・ジャケットにも結びついていますか。
●ヘッケルの「Roquairol」、それと彼の1910年頃の「Young Man」という絵から、画家としての私はものすごく大きな影響を受けた。
ジャケ写とエリック・ヘッケルの絵が載ってるサイト。イギーもボウイも撮影は鋤田正義氏↓
http://www.feelnumb.com/2011/12/22/iggy-pops-the-idiot-david-bowies-heroes-album-cover-photos-were-inspired-by-the-same-painting/
