2019年01月31日

消費税上げと国の借金と国民の財布

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国の借金問題がマスコミ等で議論されるとき、、いまどき法人会計ではフツ―な複式簿記の視点が全く抜けてしまってるのはおかしくありませんか?
というツイートをたまたま見かけ、それに対して自分が書いたリツイートをまとめ加筆したのが今回の文章です。

今の管理通貨制度下では 、お金は誰かの借金によって作られているので、もし政府が今ある「国の借金」を全て返済したら、その分誰かが銀行から借金しない限りその分のお金が消えて、とんでもないデフレ、ハイパーデフレになっちゃいます。

平成のバブル崩壊以降、企業や個人は借金返済に回り、銀行は貸し渋りをしたので、その分誰がが借金しないと国の中のお金の量が足りなくなり、恐慌になるのを防ぐために政府が民間の代わりに借金した。90年代以降「国の借金」が増えた、というのはそういう側面が強いのでは。

「無駄使いによって借金が増えた」というのは家計と国家のマクロなお金の流れの違いを無視した誤解が大きい。確かに90年代には米国からもつっつかれ、内需を増やす為の大きな支出があったが、あれも使い方を間違えてなければ「無駄」ではなかったと思います(建物を建てるのがメインになってた感は強い。そのことで当時の日本各地の地場の経済にお金が回ったのは事実。ただその建物がその後、長期間役立ったかは疑問な点はありますが…)。

で、バブル崩壊時の負債を企業が返済し終えた2000年代以降、企業が銀行から借金せず社債や株で直接資金調達できるようになったり、海外への投資が増えたので、日本の政府が借金する以外に日本国内での信用創造(=借金をして事業を行い国内の実体経済にオカネを回すこと)ができなくなってる、というのが今では?(実体経済にお金を直接流さずに、膨れ上がった金融市場にお金を流してる今の政府のやり方には大いに疑問がありますが。そこには「デフレギャップ」への認識の甘さがあると思います。もっともそれは80年代からずっと続いてることらしいですが…)。

要は消費税増税し「国の借金」を返済してもお金が減ってデフレになり国民は益々貧困化してきますよ、政府財務省のプロパガンダですよ、騙されないで下さいよ、皆さんお金のあり方そのものをちゃんと理解し考えていきましょうよ、それが若者達や子供達の良い未来のためですよというお話でした。
特に長年溜め込んできた外貨を担保に、国内の実体経済へちゃんとお金を流す仕組み作りが急務だと思います。それは省益ばかり考えマクロに物事を考えられない今の財務省には無理な仕事ではないかと思うので、なんらかの大きな仕組の変更が必要でしょうね。

以上、参考文献は

リチャードクー著「デフレとバランスシート不況の経済学」


大西つねき著「私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン」

丹羽春喜著「謀略の思想『反ケインズ』主義 誰が日本経済をダメにしたのか」

菊池英博著「日本を滅ぼす消費税増税」


でした。

<関連動画>
消費税上げと国の借金と国民の財布★蓮の花 デザイン&アート 多摩市 | LOTUS Flower Design & Art-172
posted by ハギー at 00:16| Comment(0) | 時事ネタ
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