2016年12月27日

2005年のCREAM(クリーム)再結成ライブ動画

11年も前になるし、再結成のことも知っていたのだけど、当時から勝手に今さら感にとらわれワザと見聴きしてこなかったんだけど、先日たまたま動画を初めてYouTubeで観る機会があって、観てみたら結局全編観てしまった(笑)。

何しろ殆どの曲が聴いたことのある曲ばかり。クラプトンがリードボーカルをとった「Stormy Monday」だけ初めて聴いた彼らの曲でした。高校時代に部活から戻ると家で大音量で彼らのレコードを毎日のように聴いていたからね。僕が高校生の頃には既に彼らは解散した後で、同級生達はツェッペリンだパープルだ陽水だって言ってた中でクリームにハマってた自分だった(笑)。

ライブ動画を観れば明らかなようにベースのジャック・ブルースが殆どの曲でリードボーカルをとっていて、クラプトンはギターメイン。今から観ると不思議かもしれないけど、当時のクラプトンは自分の声にコンプレックスがあってボーカルは避けていたそう。クリーム解散後デラニー&ボニーに声を褒められ、自信をつけ自らでボーカルをとるようになったそうだからね。その後の彼の活躍は皆さんもご存知ですよね。実際動画中の「Stormy Monday」では聴かせてくれるボーカルで、ドラムのジンジャー・ベイカーが、曲の終了後に思わず拍手してる様子が映っていたし。
レイドバックして落ち着いちゃったクラプトンってイマイチ苦手だったけど、今回のライブでノイジーな音を出しまくってるクラプトンを観て、『おおロックオヤジ!』ってちょっと見直しちゃった。

演奏もボーカルも元々テクニシャンで上手な3人なので安心して観てられました。このライブの前に癌をわずらい2014年に亡くなったジャック・ブルースには良い冥土の土産になったかもなあ。失礼な物言いですがクラプトン以外の二人はこれだけの規模のライブってクリーム解散後には、あまり無かっただろうしね。

しかし三つ子の魂百までで、思わず見入ってしまいました。夢中になって聴いていた高校生の時に観れたらずっと良かったんだろうけど。

因みにクリームを好きになったきっかけはクイーンのセカンドかサードのライナーノーツに彼らの好きなバンドにクリームが入っていたから試しに聴いたのが始まり。THE WHOもそうなんです。ビートルズもクイーンメンバーのお気に入りに入っていて、この3バンドとも今でも大好き。クイーンは余り聴かなくなったけどね。

と、元ロック少年のオッサンのロック談義でした(笑)



PART2(残りの曲とアンコールが入ってる)
posted by ハギー at 22:03| Comment(2) | music
この記事へのコメント
アフロブームでフェラクティのアルバムが、ジャンジャン再発売され、トニー・アレンのアフロドラムが注目された頃、ジンジャー・ベイカーの名前が、再びクローズアップされた。彼は60年代既に、ナイジェリア仕込みのタムワークを身につけていて、現地でも有名なドラマーになり、フェラクティとは仲良しだったようだ。同じイギリス人のポールマッカートニーが、当地でバンドオンザランを制作したが、アフロの伝承なき商売利用との批判もあった。
Posted by ちら at 2016年12月28日 09:27
へえー、このタムタムの低音リズムはアフリカ仕込みなんだ。クリームサウンドには不可欠な音ですよね。
Posted by ハギー at 2016年12月28日 10:19
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