2021年09月22日
Amber Mark - 今風R&B、底流にあるニューエイジ&ヒッピーな世界観
最初リンク先の動画を見た時は今風の普通なR&Bアーティストかなと聴き流してたんだけど、動画のラストが結構衝撃的で引っ掛かった。
ドイツ人の母とジャマイカ人の父を持つコスモポリタンなアーティスト。子供時代には世界各地を転々とする母親に連れられいろんなところに行ったらしい。
動画ラスト前のドイツ語のナレーション(ちょっとGONGのジリ・スマイスっぽい)は2013年に60歳で亡くなったその母親の生前の声だとか。英訳された字幕を翻訳すると「私たちの身体をミクロで見ると死んだ星の星屑で出来ている。深いレベルでは私たちは宇宙そのものなの」ってな内容。それって大乗仏教の創始者の一人龍樹(ナーガジュルナ)の空(くう)の思想そのままやんけ!
インドでタンカ(仏画)を勉強したと言うお母さんの思想を引き継いでんのねえ、なんかニューエイジ&ヒッピーチックやねえ、そう言えば彼女のインタビューを読むとそれらのエッセンスを散りばめたコンセプトの曲が多い。
で、サウンドはシャーデーをカバーしたように新旧ブラックミュージックからの影響が強い。
↑この「love me right」という3年前にリリースされた曲は自分程度の英語力でも内容が分かるラブソング。相手が中々本気になってくれずジレてる女性って内容。切なくて良い曲です。
羨ましいなモテる男は、などとチト思ってしまったけど笑。と俗世に戻る自分笑
ソングライティングだけでなくプロデュースやサウンドエンジニアも務める若い才人女子です。
posted by ハギー at 23:33| Comment(0)
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