2021年04月15日

「『佐野元春×吉増剛造』-SWITCHインタビュー 達人達」を観て

録画したやつを先日視聴。
発見もあり面白かった。番組そのものはお金と時間をかけて作ってるなあ感がありましたが。

発見その1:佐野元春氏の詩から立ち上がる時代に対する苛立ち感にすごく共鳴というか、”そうそうそうなんだよね”感。

発見その2:吉増氏ってビートにインスパイアされ詩を始めたんだね。詠み方がちょっとナナオ(・サカキ)っぽいなとも思った。もっと純文学寄り・活字寄りの方だと思ってたけど(←そのせいでこれまでちゃんと読んだことが無かった)、朗読で聞くと中々良い。年老いるまで詩作を続けることの、なんというか立ち居振る舞いというのか、が見えた。

振り返って自分は、残りの人生の時間とエネルギーの有限性を考えると(そう、有限性を強く感じる年齢になってきたつうことなんだよね…苦笑)、今は絵を描きたい!って一年半ほど前から強く感じるように。
ただこれまでの体験から、絵を描くことで描ききれないナニかが必ず出てくると思うので、その時に再び詩作を再開するかもしれないけど……。

先日オンラインセミナーでホロスコープをちょっと勉強をしたので、自分を色々調べてみたら芸術や詩には縁のある星回りらしい。あとパートナーシップ。

なので皆様、今後とも気長にお付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。

「佐野元春×吉増剛造」 - SWITCHインタビュー 達人達 - NHK 2021-04-15.png
https://www.nhk.jp/p/switch-int/ts/MPZZ23W13W/episode/te/9VQ21MQW2Y/?fbclid=IwAR2vabHbKKJuhQOXshcg6OYYGR6Bwbeu9oQSKxnPmzyPJxbA_oG1TYHxKX4
posted by ハギー at 17:26| Comment(0) | いろいろ感想文

2021年04月01日

ポール・ウエラーのこと

先だってチラッと書いたポール・ウエラーの近況話の続き。

最初に彼を知ったのはデビュー当時の日本の某音楽雑誌の下記のザ•ジャムの写真。

the_jam.jpg

さっきこれ本棚から抜き出してみたら自分が17歳の時の発行だった。
当時通ってた高校の制服が紺ブレ、紺ネクタイだったので、髪型含め彼等のモッズスタイルが『クラスメートか?』って親近感を感じて、FMラジオで彼らのデビューアルバムを聴いてみたが、そっちはイマイチしっくりこなかった(当時はアルバムの試聴というとシングルカットされてない何曲かを紹介してくれたFMラジオだった)。

all_mod_cons.jpg

その後高校卒業してデザイン学校に行ってた頃、近所の図書館でレコードの貸し出しもやってて、そこで彼らのサードアルバム「オール・モッド・コンズ」をたまたま借りて聴いたらすごく良くて、音もさることながら裏ジャケや、インナーの歌詞カードのベスパの輪郭イラストのデザインがしっくりきて、音も好きになった。
その後80年代に入ってからスタイルカウンシルを結成後、日本ではOL(←死語?w)や女子大生に人気のオサレなバンドみたいになって、ザ・ジャム時代の硬派なイメージが好きだった自分的には食わず嫌い的に避けていた。90年代になって彼らのアルバムが中古で安く手に入るようになってからは好きになりましたが笑

そんなんでデビュー当時から、大ファンというわけではないが、なんとなく気になる存在だったポール・ウエラーさん、プライベートでは離婚再婚繰り返しつつ音楽活動を現役で頑張ってる姿は、高校時代に感じた親近感ともダブりなんとなく応援しとります。オサレなとこもよろしいかと(オッサンファッションの見本、目標とさせてもらってます)。
posted by ハギー at 13:38| Comment(0) | music